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年末のご挨拶と、デジタルマイクロスコープはじめました。
2022年12月28日
こんにちは、院長の中野です。
2022年の初めてのブログ更新が年末となってしまいました。初心を完全に忘れたことに驚いています。
誰も見ていないと思っていたブログですが、意外と同業者が見ていることを最近知りました。通院されている患者様、歯医者を探している方、それ以外の方たちにもむけて今回はブログを書きます。
なかの歯科は開院して4年半が経過しました。開院当時、「予防歯科で小田原を元気にする」と意気込んでいましたが、変わってないです。むしろあの時以上に元気にしたいです。
振り返るといろんな事がありましたが、通院してくださっている患者様、一緒に働いているスタッフ、取引きのある技工所、業者さん、家族、友人、先輩、後輩、関わってくださったすべての方のおかげで無事に2022年の診療は27日をもって終了しました。心から感謝いたします。
来院してくださったのに、予約が取りづらい、治療やおもてなしに納得いかないなどの理由で通院が途絶えた患者様もいたと思います。
自分の努力不足です。大変申し訳ありません。衛生士の確保がうまくいかない状況は続いていますが、増員のめどが立ちそうです。頑張ります。
今年、治療の質・成功率を少しでも上げるためにデジタルマイクロスコープも導入しました。
マイクロスコープは開院当初も導入するか迷っていたのですが、直接のぞき込むマイクロスコープのアナログな感じと、実際に勤務医時代に使用した際に
視力や首に負担のかかることが気になったので見送った経緯がありました。
少し話がそれますが、大学病院に勤務していた時に病理科に相談事で訪れた時に、デジタル顕微鏡を初めて見ました。
昔は白衣を着た先生たちが顕微鏡をのぞき、カメラで写真を撮っていた記憶があるのですが、京都大学ではスーツを着た方たちがパソコンで作業をしていたのです!あ、これはデジタルにすべて変わるなと思ったのを思い出します。
ですが、開業時にデジタルマイクロスコープで納得いくものがありませんでした。
それと、口腔外科をやめて初めて勤めた先の院長に買っていただいた、3.5倍の拡大鏡を使用しているので、あまり不便を感じていなかったことも理由です。
中居先生ありがとうございます、今でも大切に使っています。
ですがデジタルマイクロスコープで使いやすいものが見つかったので、今回購入をしました。実際の口の中での作業は平面のモニターだけで把握できないという意見もあるようですがあまり不便は感じていません。
診療中の撮影した画像を掲載する許可を患者様に頂いたので、何枚か添付します。
歯根尖切除術(歯根端切除)でも使用します。血液が写っているのもあるのでちょっと閲覧注意です。
今は、根管治療でおもに使用しているのですが、他の治療でも運用できるようにしていこうと考えています。
すべては予防歯科が成功するためです。自分は予防歯科を、悪くならないようにするための治療と考えていますが、治療はな
くなりません。
理由は以前のブログに書いたのですが、昔に治療した歯がトラブルの原因になることがあるからです。
だから予防歯科への取り組みも大切ですが、治療も大切なんです。当たり前ですね。
自分は矯正、外科治療をふくめ、すべての治療を予防歯科のために行っているつもりです。来年も、その先もずっと、自分た
ちの行うことが患者様の口の中のに良い影響がでたらよいなと願ってます。
それではさすがに長くなりすぎたので、このあたりで今年最後のブログを終わろうと思います。
よかったらブログを見た方は教えてください。来年のブログを書くモチベーションにします。10件に満たないときはまた来年末にお会いしましょう。
それでは良い年をお迎えください🎍