ブログ|なかの歯科|小田原市小田原、鴨宮の歯科・歯医者

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2023年12月31日

こんにちは、院長の中野です。

おかげさまで、2023年の診療も無事終えることができました。

なかの歯科に関わってくださったすべての方に心から感謝いたします。

今年はコロナで自粛しなければいけないことからも解放され、みんなで外食に行ったことも良い思い出になりました。

気づけば矯正の専門の先生方も増えて、矯正の診療日は、とてもにぎやかになりました。

みな年下の先生ですが、いろんなことを教えてくれる頼りになる先生たちです。

 

 

今後は審美に特化した矯正以外に、機能的問題を解決する矯正治療にも積極的に取り組み、

なかの歯科の理念「予防歯科で小田原を元気にする」を、より精度をあげて包括的な治療を行っていきたいです。

また歯内療法のほうでは、マイクロスコープが必須になり、細かいところにこだわれるようになってきました。

 

 

やりたいことに挑戦できる環境を作ってくれるスタッフにも本当に感謝したいです。

一方で、なかの歯科にご満足いただけなかった患者さまには大変申し訳なく思います。

ここに来て良かった思えるような環境を作るのが自分の仕事なので、来年も頑張っていきたいです。

このつまらないブログを最後までご覧になった皆様が、来年も良い年を過ごせるよう願っております。

2022年12月28日

こんにちは、院長の中野です。

2022年の初めてのブログ更新が年末となってしまいました。初心を完全に忘れたことに驚いています。

誰も見ていないと思っていたブログですが、意外と同業者が見ていることを最近知りました。通院されている患者様、歯医者を探している方、それ以外の方たちにもむけて今回はブログを書きます。

なかの歯科は開院して4年半が経過しました。開院当時、「予防歯科で小田原を元気にする」と意気込んでいましたが、変わってないです。むしろあの時以上に元気にしたいです。

振り返るといろんな事がありましたが、通院してくださっている患者様、一緒に働いているスタッフ、取引きのある技工所、業者さん、家族、友人、先輩、後輩、関わってくださったすべての方のおかげで無事に2022年の診療は27日をもって終了しました。心から感謝いたします。

来院してくださったのに、予約が取りづらい、治療やおもてなしに納得いかないなどの理由で通院が途絶えた患者様もいたと思います。

自分の努力不足です。大変申し訳ありません。衛生士の確保がうまくいかない状況は続いていますが、増員のめどが立ちそうです。頑張ります。

 

今年、治療の質・成功率を少しでも上げるためにデジタルマイクロスコープも導入しました。

マイクロスコープは開院当初も導入するか迷っていたのですが、直接のぞき込むマイクロスコープのアナログな感じと、実際に勤務医時代に使用した際に

視力や首に負担のかかることが気になったので見送った経緯がありました。

少し話がそれますが、大学病院に勤務していた時に病理科に相談事で訪れた時に、デジタル顕微鏡を初めて見ました。

昔は白衣を着た先生たちが顕微鏡をのぞき、カメラで写真を撮っていた記憶があるのですが、京都大学ではスーツを着た方たちがパソコンで作業をしていたのです!あ、これはデジタルにすべて変わるなと思ったのを思い出します。

ですが、開業時にデジタルマイクロスコープで納得いくものがありませんでした。

それと、口腔外科をやめて初めて勤めた先の院長に買っていただいた、3.5倍の拡大鏡を使用しているので、あまり不便を感じていなかったことも理由です。

中居先生ありがとうございます、今でも大切に使っています。

ですがデジタルマイクロスコープで使いやすいものが見つかったので、今回購入をしました。実際の口の中での作業は平面のモニターだけで把握できないという意見もあるようですがあまり不便は感じていません。

診療中の撮影した画像を掲載する許可を患者様に頂いたので、何枚か添付します。

 

歯根尖切除術(歯根端切除)でも使用します。血液が写っているのもあるのでちょっと閲覧注意です。

今は、根管治療でおもに使用しているのですが、他の治療でも運用できるようにしていこうと考えています。

すべては予防歯科が成功するためです。自分は予防歯科を、悪くならないようにするための治療と考えていますが、治療はな

くなりません。

理由は以前のブログに書いたのですが、昔に治療した歯がトラブルの原因になることがあるからです。

だから予防歯科への取り組みも大切ですが、治療も大切なんです。当たり前ですね。

自分は矯正、外科治療をふくめ、すべての治療を予防歯科のために行っているつもりです。来年も、その先もずっと、自分た

ちの行うことが患者様の口の中のに良い影響がでたらよいなと願ってます。

それではさすがに長くなりすぎたので、このあたりで今年最後のブログを終わろうと思います。

よかったらブログを見た方は教えてください。来年のブログを書くモチベーションにします。10件に満たないときはまた来年末にお会いしましょう。

それでは良い年をお迎えください🎍

2021年6月24日

こんにちは、院長の中野です。

暑くなってきましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

医院のエアコンから少し嫌なにおいがしていたので、エアコンのクリーニングを業者さんにして

いただいている間にこのブログを書いています。

今回は下顎隆起について書かせていただきます。

 

治療を行った患者様に許可をいただいたので、写真も使ってご説明します。

下顎隆起とは下あご(下顎)の内側にできる膨らんだ場所のことです。

教科書では外骨症とよばれる骨関連疾患に分類されます、局所の骨質の過剰発育によって生じる骨膨隆です。自分の体の一部なので悪いものではありません

噛む力が関係してできるのではないかと言われていますが、原因は分かっていません。

下顎隆起の大きさは個人差がありますが、意外とこれをお持ちの方は多いです。

実は自分もあります。

通常は治療の必要はありませんが、入れ歯(義歯)の装着が困難な場合や、発音がしづらい(構音障害)場合、頻繁に周囲の粘膜を傷つけしまう場合などに除去することがあります。

 

治療して1か月ほどで写真のようになります。

ご興味ある方や下顎隆起でお困りの方はご相談ください。

それでは、暑い日が続きますが、体調に気を付けてください。

自分は暑い日に熱いラーメンを食べるのが好きです。

2021年5月4日

こんにちは12ヶ月ぶりにブログの投稿をします。

それにしても、大変な日々が続いていますね。皆さんはどのように毎日をお過ごしでしょうか?
医療従事者として何ができるかなどを悩んだりしていた時期もありましたが、自分にできることは決まっていますよね。引き続き予防歯科を通じて小田原を元気にすること。それしかありません。
そんな風に考えられるようになったのは、こんな大変な時期にも通院して下さる患者様のおかげです。本当にありがとうございます。
なかの歯科は今年の6月で開院3年を迎えます。
患者様だけでなく、一緒に働いてくれているスタッフをはじめ、なかの歯科に関わる全ての人に心から感謝します。
今回ブログを更新しようと思ったのには理由があります。以前に自分が書いた「歯牙移植」「粘液嚢胞」などのブログの記事を見て来院していただく患者様がここ最近増えているからです。
知らない治療に興味を持ち、少しでも歯医者が身近に感じて頂けると嬉しいです。

今回は矯正の治療「挺出」について実際の患者さんの写真を使用してご説明します。写真掲載を快く許可していただいた患者様にも感謝致します。

差し歯がたびたび取れてしまうために、他の歯医者さんから紹介されて受診された患者様です。
写真を見ると残っている歯が非常に小さくて、歯茎の中に埋まってしまっていることが分かります。レントゲン写真では1.5cmほど歯茎の中に歯の根が残っているように見えます。
治療して歯の機能を回復させる際に、その後の歯の寿命は残っている歯の量で大きく変わります。歯茎の上に歯が残っていない歯は、治療した物が外れたり(脱離)、残っている歯の根が折れる(歯根破折)が非常に起こりやすいです。歯は大きければ大きい程いいんです。
今回の写真の状態では歯を抜く(抜歯)治療を選択されることが多い思いますが、保存する方法が二つだけあります。
一つは、その歯を歯茎の上に引っ張り上げる挺出と呼ばれる矯正の治療です。二つ目は歯茎を動かして、歯茎の上に歯を無理やり見えるようにする、歯肉弁根尖側移動術です。
今回の患者様は残っている歯の長さが短いため、どちらの治療を選択しても歯の根の長さが短くなること(歯冠歯根比の悪化)が問題となりますが、歯を抜かない治療を選択されましたので、清掃性がよい状態で歯を使っていただけるように挺出を行うことになりました。
装置はこのような隣接している歯牙にワイヤーを固定するタイプの物を使用しました。
矯正の治療期間は2.5ヶ月ほどで、最終的には白い被せ物(クラウン)を作製しました。
ご依頼いただいた部位以外の治療は、かかりつけ歯科医院で行っていただきます。
この文章の10倍くらいの長文を書きたいところですが、誰にも読んで頂けないと思うので、全ての説明を聞きたい方には直接ご質問してください。
歯を抜きたい患者様はいらっしゃらないと思います。自分も抜歯は正直行いたくない治療のひとつです。挺出や歯肉弁根尖側移動術で歯の寿命がのびておいしいご飯を食べられるようになるお手伝いができたら嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございます。
天気が良いので本日はメダカの家の治療(リフォーム)を行いたいと思います。皆様もよい連休をお過ごしください。

2020年5月5日

こんにちは院長の中野です。

少し前には予想もできないような大変な事態となってしまいましたね、このブログをご覧の皆様はこの自粛中どのようにお過ごしでしょうか?

自分は、職場と家の往復と食料の買い出し以外は家にこもっています。

今まで何気なく通っていたサウナにも行けず、何でもないようなことが幸せだったと高橋ジョージを思い出す今日この頃です。

厚生労働省からでた「院内感染対策について」では、「緊急性がないと考えられる歯科治療については延期することなども考慮すること。」と記載がありました。

ですが、緊急事態宣言が5月で解除される保証もありませんし、なかの歯科としてはできるだけ安全に治療を行えるように感染対策をしています。

その対策のひとつで、医療用の業務用空気清浄機があります。

 

本当にウイルスが99.95%も除去されいるのであれば感染対策はばっちりですね。

なかの歯科の診療室の天井にはこのメディカルライトエアーがついています。

その他にもできる限りの感染対策を行っています。連休明けも診療は行いますので、お困りの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

メンテナンスや急性炎症等のない歯周治療などは落ち着いてからでも良いかもしれません。

少しでも早くこの緊急事態が収束することを願っております。皆様も体調に気をつけて過ごしください。

 

2020年3月7日

こんにちは、院長の中野です。

皆様は体調を崩されたりしていませんか?

花粉症。感染症。はやく収束して日本が元気になってほしいですね。

 

久しぶりのブログ更新となりましたが、本日は自家歯牙移植をご紹介いたします。

実は、歯という組織は一度抜けても、また元に戻る可能性があることをご存知でしょうか?

事故などで歯が根元から抜けたとしても早期であれば元通りに治ります。

それを応用して、自分の歯を自分の口の中の別の場所に移植するのが自家歯牙移植です

今回、心優しい患者様が写真を使うことを許可してくださったので、最近行った治療を写真を使ってご説明させていただきます。

 

右下の歯はおそらく何度も治療を繰り返しており、中央に大きな穴が空いているだけでなく、厚みの薄い部分にヒビも入っている状態でした。基本的に歯を抜くのは最終手段ですが、こういった歯に関しては抜歯を行うのが一般的な治療になります。

 

左上の親知らずはなく、左下の親知らずは比較的良い状態でした。

左下の親知らずはなくなっても支障のない歯なので、相談の上、右下の折れた歯を抜歯して、左下の親知らずを移植することになりました。

移植は無事に終わりました。

こちらは2週間後の写真です。移植歯は歯茎となじんでいますが、まだ周囲の骨とがっちり固定されていないので、ワイヤーで隣の歯と固定した状態です。

 

また歯牙は移植できても、歯の中の神経までは再生しません。感染源とならないように歯の中の掃除も必要なので、歯の中の組織を除去する作業(根管治療)も行います。

2回ほど根管治療を行い、周囲の歯牙と連続した自然な状態に戻すためにかぶせ物(クラウン)を入れます。

移植後にクラウンが入ると、噛む機能は回復します。

 

今回のケースでは順調に治療が進みましたが、場合によってはけっこう時間がかかることもありますし、移植の際に移植する予定の部位と(移植床)と移植予定の歯の根(歯根)の形態が大きく異なるときは移植を治療途中でも断念することがあります。

 

もし抜歯のみを行った場合、のちに3種類(義歯、ブリッジ、インプラント)の治療からどれかを選択していただき機能回復を行うのですが、どの治療にも欠点があります。

それに対し移植は機能回復が行えるだけでなく、周囲の歯牙に機械的な負担もなく、インプラントに変わる素晴らしい治療であると思います。

 

移植歯が正常な歯牙と比較して寿命が短かったとしても、継続して通院(メインテナンス)していただけていたら、移植して何年後かに別の欠損補綴治療に速やかに移行することも可能であり、治療の選択肢も広がります。

この本は自分の自家歯牙移植のバイブルです。けっこう分厚くて読み応えのある本です。

写真の掲載の許可をいただいた患者様には感謝です。いつもありがとうございます。

移植以外のことでも何かご質問がありましたらおたずねください。

最後までご覧頂きありがとうございます。

2019年12月2日

こんにちは、院長の中野です。

久しぶりの投稿となってしましました。かぜが流行っているようですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

なかの歯科は開院してもうすぐ1年半になろうとしています。

内装を少し変えてみようと思い、白色のガラスフィルムを貼りました。

いかがでしょうか?

外が少し寂しくなったので、なにかを置いてみようと考えているのですが、いいアイデアがあったら教えてください。

今年も残りわずかですが、なかの歯科はスタッフ一同頑張りますので、みなさまも頑張って歯磨きを続けてください。

 

2019年8月3日

こんにちは、院長の中野です。

本日は小田原の花火大会です。楽しみです、行きます。診療を行っている昼間から、実施の合図の花火音が何度もしていて、大人たちのほうが浮かれているようです。

 

 

さて今回は、8月の待合室の新刊のご紹介です。

なんと、ふんわり髪は毎日のケアで作れるそうです!これは毎日ケアしないといけませんね。

 

 

そして、歯のケアでは認知症予防!

以前ご紹介した書籍でもおなじみです。

暑い日が続き、歯医者どころではないですか?

でも歯に休みはありません。お盆休みの週も8月13・14・15日は診療していますのでお気軽にお越しください。

毎日のケアでふんわり髪!だけでなく健康も!

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

2019年8月2日

こんにちは、院長の中野です。

とにかく暑いですね。皆様は夏をどのようにお過ごしでしょうか?

 

今回は先日行ったスプリットクレストという治療をご紹介します。

インプラントを行う際に、骨の幅が狭く、通常の方法ではインプラントが埋入できないときに行う治療です。

 

 

骨は柔軟性があるので、分割線を入れて押し広げることで、インプラントが埋入できるようになります。これがスプリットクレストと呼ばれる術式です。

なかの歯科では歯が悪くならないように予防歯科を推奨していますが、すでに歯が悪くなっている患者様には、噛む力(咬合力)を分散させるためにインプラントをおすすめすることもあります。

何か質問等ありましたら、遠慮なくお尋ねください。

参考までに動画をのせますが、ご興味ある方のみ御覧ください。

 

 

そして、引き続き衛生士募集を行っています。

ご興味ある方はご連絡の上、気軽に見学にいらっしゃってください。

https://job-medley.com/facility/225363/

2019年7月24日

こんにちは、院長の中野です。

皆様、最近気になっている物はありますか?最近の1番関心のあるものは予防歯科です。とても気になっています。とても。

なかの歯科では開院当初から唾液検査や口腔内写真を利用して、予防歯科の啓もう活動を行ってきましたが、ご理解いただけないこともしばしば・・

 

最も大事だと考える、定期的なメインテナンスに通っていただけない患者さんがいることに戸惑っております。

 

ということもあり、都内で本格的な予防歯科を実践している先生のセミナーに参加してきました。

日本ではなかなか浸透していない、予防歯科を広めるため様々な工夫をしていることに関心しっぱなしでした。なかでも予防歯科はエコになるという視点から、予防歯科を啓蒙している話は共感することも多く、面白かったです。

 

治療を行うと多くの器具や材料を使用します。歯科医院で廃棄するゴミの量は膨大で、治療すればするだけ増えます。また使用した器具を滅菌するために必要なエネルギーや器具を保管する袋などもあわせるととんでもない量になります。

しかし、もし皆さんが歯が悪くなかったら・・

歯型を取らなくて済んだら・・・

こんなゴミ箱や

こんな廃棄物もなくなります。

 

将来的にデジタル化がすすめば、必要なくなる材料もあるかと思いますが、ゼロにはなりません。しかし、使用する器具が予防のための清掃機具・材料だけで済めば、ゴミが減るのは間違いありません。

エコですね。考えたこともなかった。

なかの歯科は今年度中に、予防歯科に重点をおいた医院に生まれ変わる準備を行っています。楽しみにしていてください。

 

そして、なかの歯科は一緒に働いてくれる衛生士さんを募集しています。こちらもよろしくお願いします。

https://www.nakano-sika.com/staff.html#recruit

ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。

 

 

 

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