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ノンメタルクラスプデンチャー

2018年11月21日

こんにちは、院長の中野です。

来院されている患者様で、特殊な入れ歯(義歯)の治療を受けられたかたがいらっしゃたので、今回のブログでご紹介させていただきます。

ご本人には許可をいただいたのですが、ブログ見てくださるかな

通常両方の奥歯がない患者様にはこのような義歯を作製します。

 

この義歯は、クラスプと呼ばれる金属の金具、人工歯歯茎、それらをつなぐ連結部で構成されています。

金属製のクラスプの見た目(審美)を気にされるかたや、金属の感触をいやがられる患者様におすすめする

ノンメタルクラスプデンチャーという義歯が、なかの歯科にはあります。

今回ご紹介する患者様は、上の絵のような義歯のクラスプと唇の粘膜が接触することで粘膜炎を起こされていました。

治療前の写真です。

虫歯の治療と、下の歯にノンクラスプデンチャーを作製することになりました。

下の歯の写真は治療後です。

治療前後の写真を重ねたところ

治療後は本当に綺麗になりました。

審美的に美しいだけでなく、機能的な改善もあると思います。

患者様にはおいしい物をたくさん召し上がって頂き、ずっと元気でいて頂きたいです。

歯が残っているため義歯の安定も得られるので、治療が終わってもぜひ残っている歯を長持ちさせるよう、継続して通院してくださいとお話をしました。

どんなに良い材料で治療を行ったとしてもご自身の歯にかなうものはありません。だから、なかの歯科は予防に力をいれています。

しかし、すでに歯を悪くされている患者様はたくさんいらっしゃいます。でも、手遅れということはありません。

気づいたときから予防を始めることで残っている歯は必ず長持ちします。

最近では口腔内と全身の健康の関連性も注目を集めています。

健康な生活を送るためにも、かかりつけ歯科医院をつくって口の中をきれいに維持してください。