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虫歯
2018年9月1日
こんにちは、院長の中野です。
さっそく9月のブログ投稿第1回目です。
今回のテーマは、虫歯(う蝕)です。
以前お世話になった有名な先生が、「歯のトラブルは4つある。
う蝕、歯周病、咬合(噛む力)、医原性(治療後に起こるトラブル)それらが組み合わさって
問題を起こしている」と言われてました。確かにその通り!!今ならその意味がよくわかります。
自分が普段診療している治療のほとんどは、この4つのどれかに関連しています。
ご年配の方の歯の残存歯数が増えようと、小児のう蝕罹患歯数が減ろうと、歯医者がなくなることは
ありえません。たった4種類しかないのになんと奥深い、、、
ここで本を1冊ご紹介します。
今現在の自分のう蝕に関する知識は数年前に購入したこの本が礎になっています。
CAMBRA(CAries Management By Risk Management)という、リスクを評価してう蝕管理を行う予防、
それに続く最小限の侵襲による修復治療について科学的な根拠を盛り込んでまとめています。
時間がたてば研究がすすみ、新しい治療方法、新しい材料がでてきますが、科学は何が正しいのかを
判断する指針になります。この本の著者はアメリカの大学の歯科医師で、日本とは診療スタイルや使用できる
薬品などに違いはありますがこの本で得た知識をもとに、普段の診療を行っています。
この著書から普段患者さんに説明していることなどを何回かにわけてブログに書かせていただこうと思います。
大作になる予感、、、いったい誰が読むのか?笑
いや、自分の知識の整理・忘れていたことの再確認・そして、なかの歯科のホームページを盛り上げるために
やりきります!あたたかく流して読んでください。